8月は後半、40℃の高熱が出たり、咳が止まらなかったり、体調最悪でした。
ブログに書けるような楽しい出来事もなく、週末に出かけたのは近所の盆踊りのみ(×3回)
それでなくても暑くて暑くて走りたくないし、
この大会にエントリしてることをフッと忘れて別の予定を入れそうになったり、
そんな感じの気合いでしたが、なんとか風邪も治って、
テンションは低めながらも行って参りました。
第24回浦佐温泉耐久山岳マラソンに出場するため、ひとりマラソン旅。
せっかく新潟まで行くんだからとオプショナルツアー計画。
次の日走るんだから、前日にワタワタと山登りしなくてもいいんじゃないかと思ったが、
なかなか行かないエリア、調べたら八海山という美味しそうな名前の山があるではないか。
ということで、八海山にも登ってみよう。
八海山て怖い鎖場が19ヶ所もあるそうですが。。
でも百聞は一見にだし。行ってヤバそうだったら引き返そう。
余談:
うちから最寄りのJRの駅まで、4時台の街をとぼとぼ30分も歩いた。
この行程はタクシーもやむを得ずと思ってたのに歩いても間に合う時間に出発できたのは
奇蹟的に立派です。旅の始まりはいつもこうありたいものです。
(始発の上越新幹線で)大宮→越後湯沢→(上越線で)六日町→(バスで)八海山スキー場。
刈入れを待つコシヒカリの田んぼ、おいしそう。
今日の登山は帰りのバス時刻があるので、全編「巻き」で。
ロープウェー駅のコインロッカーに大きいザックを預けてサクサク行くのだ。ロープウェー往復券1800円。
ロープウェーの中でも、帰りのバス時刻を確認。
コースタイムめいっぱいかかるとキビシい、そんな感じ。だから●時になったら戻り始めようとか決める。
慌ただしいのやだなぁ。
休んでいたおじさんにやめとけみたいなことを言われたが、「ゆっくり行きますから」と断って、
内心ビビりながらいきなり絶壁の鎖場を降りる。
これは、気を抜いたらアウトです。鎖場と鎖場の間で道を一歩踏み外す。
おーヒヤリハット。名人はやすきところにて…って徒然草、気をつけ終わったところが危ないんだな。
そんなわけで全集中力を使って前進、2時間ちょっとで大日岳に着いた。意外と速かった。
眼下にコシヒカリで輝く田んぼを眺めながら…あんぱんを齧っていた私が哀れだったのか、
おじさんからおにぎりとお味噌汁をいただく。なんだかすみませんー。
おじさんが写真を撮ってくれたのだが……合成っぽくない?
今回の旅は、ひとりだった感じがしないほど、知らない人とよく喋ったなぁ。
ではロープウェーのところでまた会いますね、お先に下山しますと言って、ひとりで大日岳を後に。
鎖場は下りが怖い。
一緒のロープウェーで登ったいい感じのカップルともすれ違いでおしゃべり。
この2週間、省エネモードでじっと暮らしてきた反動か、やたらオープンマインド。
帰りのバスにも間に合いそうだし、集中してサクサク進む感じが楽しいし、
あー来てよかったなぁ、と振り返りモード。。。になるのは早かったのだ。
おにぎりのおじさんと「違う道を通った方がおもしろいですよね」なんて余裕かまして
「迂回路」に行くはずが、じぇんじぇん違う道に入ってしまった。
T字の分岐を違う方に進んでしまったらしい。右はロープウェー駅(4合目)への道、左は歩いて2合目まで下る道。
左に行ってしまったのだー。そもそも分岐に気づかなかったのだー。
そういえば道で休憩中のご夫婦からもいろいろ話かけられた。
どこから来たの?ひとりで来たの?今日は帰るの?明日マラソン?!
なぜか質問攻めにされる…うーん、後から考えると、このご夫婦が座っていた場所こそ分岐だった?
くよくよしても仕方ない、っていうかもう戻るより下った方が早いとこに来てから気づいたのだ。
そこで会ったお兄さん2人に「間違えたー」と言ったら、ロープウェーの駅まで車で送ってあげると言われた。
す、すみませんー。今日山で会うひとたち親切ー。
斜面は急じゃないけどなんとも歩きにくい道、滑ったりひっかかったりつんのめったりしながら歩く。
明日の体力残ってますかー。
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ハプニングを巻き起こしながらも、なんとか帳尻合わせて浦佐の旅館へ辿り着く。
旅館のすぐ隣がマラソンの会場。前日受付して、お風呂入って、ごはん&生ビール一杯。
おじさんたちが「八海山」飲んで居酒屋状態で盛り上がっていた。わたしも飲みたいけどがまん。
その後、サッカー観ながら缶ビール飲みながら(←結局飲み足りてない)、明日の準備しながら
相部屋のおばさまとだらだらおしゃべりして、やたらリラックスな夜。落ちるように9時就寝。
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